今月のキーワード
「記念日」提案で新しい需要創造を
2009/09/02

●「記念日」提案で新しい需要創造を
新しい記念日提案によって、これまでになかった新しい需要創造することができる。バレンタインデー、ホワイトデー、父の日、母の日、敬老の日、孫の日、緑寿(数え66歳になる時に祝うもの)など、記念日を使って、プレゼント需要など新規需要を開拓した事例がいくつもある。
わが国には、日本記念日協会がある。この協会では記念日文化の発展を願い、従来からある記念日はもちろん、新たに誕生した記念日についても登録制度を実施している。
団体、企業、個人で独自の記念日を登録したい方は、記念日の名称・日付・由来などの必要事項を所定の申請書に書いて申し込むと新しい記念日設定ができる。協会に登録することで、社会的な信頼性が確保できるとともに、協会が実施するPRに便乗することも可能だ。

●「知られていない記念日を活用した施策のヒント」
すでにあるものの、まだあまり知られていない記念日を活用し、生活者の潜在需要を喚起することで、新しい市場を育てていくことができる。
例えば、「さくらの日」(3/27)花見需要をはじめ、さくら色商材のフェアを実施する。 スイーツ、菓子などの商材を取り上げる。 3×9(さくら)=27の語呂合せと、72侯のひとつである「桜始開」が重なる時期でもある。
「しろの日」(4/6)「くろの日」(9/6)、白、黒色をテーマにしたMD展開を実施する。白の場合、白系の食品(乳製品・白ワイン)をはじめ、美白化粧品、白物家電などや、ホワイトカレー等、新メニューにも注目する。
「恋人の日」(6/12)親子の日」(7月の第4日曜日) 恋人の日は恋人同士へのペア販売、ギフトなどで訴求する。 親子の日は、親子で作るメニュー提案や親子で楽しむゲーム、イベントを実施することで需要喚起ができる。
「100円玉記念日」(12/11)は菓子や菓子パン、パーティーグッズなど、ワンコインで訴求する。不況で価格訴求が重要な時期なので、100円玉記念日は大いに活用できる。
「ビヤホールの日」(8月4日)を活用して、ビールにちなんだイベントを行い、需要の活性化を行っているお店もある。

1_2

●「新たな記念日を創造し、需要創造する」
自社商品にふさわしい新たな記念日を設定し、記念日を活用することで、新しい需要創造が可能になる。例えば、今年、左利きの日が2月10日に誕生した。左利きグッズを通じて左利きグッズの使いやすさと、楽しさを知ってもらうことを目的に、2月10日を、「0(=レ)2(=フ)10(=ト)=レフト=左利き」という語呂合わせから「左利き用グッズの日」とした。その記念してイベント開催るすなど、左利き商品の販売促進に貢献している。

●「記念日」提案活用のメリット
1.新規需要を創造することができる
最大のメリットは、記念日に合わせて、新しい需要を創造することができる。
2.話題づくりができる
PR効果も大きい。イベントなどを通して話題を提供することができる。
3.継続的なイベントとすることができる
一度実施すれば、毎年、継続的に実施することができる。
その記念日が社会に定着すれば、大きな需要促進になる。