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「便乗ビジネス」で、商売繁盛を狙う
2009/05/12

景気刺激策への「便乗ビジネス」で、商売繁盛を狙う

 不況で商売が厳しい。景気回復は簡単にはいかない。そのため、政府は景気対策に必死だ。定額給付金、ETC搭載車高速道路休日1000円乗り放題などの施策が明るい話題となっている。これらの施策は長期的な景気回復には及ばないが、短期的な効果は期待できる。定額給付金には、いくつもの便乗ビジネスが登場、話題をまいている。
「旅行」「食事」「買い物」・・など、消費に結びつけるための施策を各社が打ち出した。例えば、旅行や旅館業界では1万2000円の「定額給付金プラン」が続出、ヒットしている。
 なかでも「プレミアム商品券」が人気だ。これは、額面金額に一定の金額を上乗せした商品券で、上乗せされた割増率の分だけ、得になる仕組みだ。地域限定の条件をつけることで、商店街など地元の消費活性化にも結びつく。こうした話題をうまく商売に活用するのが「便乗ビジネス」である。

「便乗ビジネス」のメリットは大きい

 「便乗ビジネス」は、「ブーム」「話題」「エポック」などがヒントとなって生まれる。メリットは、話題に便乗するため、実施内容への認知や理解が高いだけでなく、成功事例があるため、失敗の危険も少ないことがあげられる。まさに、PRをかけなくても、話題づくりができる。景気が厳しいこの時期、「便乗ビジネス」こそ、活用すべき手段と言える。

●「便乗ビジネス」になる話題は探せば、沢山ある

 「便乗ビジネス」は、「ブームとなる明るい話題や出来事」を探すことが決め手となる。今は不況のため、豚による新型インフルエンザ流行など暗いニュースが多く、これは便乗価値がない。だから、政府の不況対策に期待がかかる。また、こんな不況でも、元気な商売もある。ヒット販促もある。庶民の話題もある。要は、話題やブームから「便乗ビジネス」をどのように発想するかがカギとなる。
 例えば、今、販促では、「下取り制度」が話題になっている。最初はあるスーパーが始め、成功したものだが、そこに目をつけ、多くの「便乗ビジネス」が登場した。洋服、靴、鞄、下着、家電、住居用品など、あらゆる商品が便乗ビジネスを実施し、どの商品も結構ヒットしている。また、ポイント制度は、最初は航空会社が始めたマイレージを多くの業界が便乗し、今や、殆どの業界に浸透し、必要不可欠な施策となった。さらに、今、国までが便乗、「エコポイント活用によるグリーン家電普及促進事業」に注目が集まっている。

●「便乗ビジネス」の成功は、知恵の見せ所である

 「便乗ビジネス」を成功させるには、3つの知恵が必要となえる。

1.世間の話題を探し、便乗のチャンスを狙う。
 話題やヒットなど情報収集に注力する。情報収集力が必要になる。

2.何に便乗するかをひらめく。
 対象商品・サービス、売り方など、自社で便乗できるものが何かを発見する。

3.スピードが重要になる。
 「ザ・スナー、ザ・ベター」という言葉がありように、話題になっている時期に素早く実施しないと効果が薄れる。

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(写真:プレミアム商品券)