100年に一度の不況と言われる中、比較的影響を受けにくい、年金受給者であるシニアが脚光を浴びている。といって、安易にシニアマーケットへの参入を試みると失敗することにもなりかねない。シニアの生活行動をしっかり分析しないで、参入するからだ。
シニア向け商品の的確な開発や広告活動を実施するためには、シニアの生活実態を十分把握する必要がある。
そこで、今回は、シニアマーケティングに強い、株式会社ジー・エフが行っている調査の「シニア世代における広告媒体接触度調査」(2009年2月実施)から、シニアの関心時とメディアへの接触状況分析データの中から一部抜粋して紹介する。
60代では、雑誌・書生関連が1位、旅行関連が2位だが、他世代と比べ特に関心が高い
シニア層は新聞への関心が高い。では、ジャンル別にどの新聞広告に関心が高いかを調査したところ、60代では、1位:「雑誌・書籍関連」30.9%、2位:「旅行関連」25.9%、3位:「健食・健康器具関連」12.2%の順となった。特に、「旅行関連」は全世代で最も高い。「健食・健康器具関連」も、比率は高くないが、全世代で最も高い。
また、70代以上も、ベスト3の順位は同じだが、「旅行関連」の比率は8%も低下している。
60代の商品購入時の参考媒体はテレビ、紹介、雑誌など幅広い
一方、商品購入時における参考媒体は、60代では1位:「テレビ」16.2%、2位:「家族・知人からの紹介」15.2%、3位:「雑誌・フリーパーパー」13.2%、4位「カタログ・DM」12.2%と%に差が少く、幅広い。
これに対して、70代以上になると、1位:「テレビ」22.0%、2位:「カタログ・DM」20.5%、3位:「雑誌・フリーペーパー」14.2%、4位:「家族・知人からの紹介」12.3%と、テレビやカタログへの比率が高まるとともに、60代とは違う順位となり、接触媒体が少なくなる。
さすが、40代に28%と高い「インターネット」は、60代で9.1%、70代以上では、わずか1.9%となっている。
http://www.senior-promo.com/wordpress/wp-content/uploads/2009/06/senior_kokoku.pdf