商売繁盛のヒントに|2009年10月アーカイブ

シニア世代の贈り物調査を株式会社ジー・エフが実施した。その結果、「あなたは敬老の日にお祝いをされる側ですか?それともお祝いする側ですか?」との質問に50代では「お祝いされる側」が8.6%、60代では39.3%。当然ことだが、年代が高くなるにつれ「お祝いされる側」の割合が多くなっている。
ただし、60代でも「お祝いされる側」(39.3%)が4割未満であり、60歳を過ぎてもまだまだ「お祝いする側」という方が多く見受けられた。しかし70代になると「お祝いされる側」(90.4%)が9割を超えることから、「お祝いされる側・する側」の境目は60代~70代程度ということになる。
(ビジネス活用のコメント:シニア向けギフト市場のターゲット設定に参考になる。特に、60代シニアは、お祝いする側、される側にあり、重要なターゲットになる。)

安心感を植え付け、需要開拓する「保証制度」活用が増える
夏限定で最高気温が高いほど、宿泊料金を割引したホテルがある。最高気温が高ければ高いほど宿泊料金が安くなるわけだ。また、「富士山が見えなければ宿泊費半額の振興券もらえる」というユニークな企画もある。さらに、絶妙ハンバークは、食べておいしくなければ、料金を返金する「おいしさ保証」で、返金に対するための条件はあるものの、大変話題となった。こうした保証制度は、消費者に安心感を与え、需要開拓ができるため、活用する企業が増えている。
(ビジネス活用のコメント:不安社会で、保証することは安心感・信頼感につながる。絶妙ハンバークの「おいしさ保証」の返品率は0.2%と低く、保証費用も少なく、信頼感や安心感が売上に貢献している。 )

JTBが訪日外国人向けの販促用フリーペーパーを創刊
株式会社ジェイティービーは、アジアを中心とした訪日外国人観光客をターゲットとする、ショッピングやレジャー施設向け販促用フリーペーパー「東京ショッピングガイド」を9月に発行した。無料の同誌を現地の旅行社でも配布することで当該施設のPRを促進し、訪日需要を喚起するのが狙いだ。
訪日外国人の約7割を占める中国、香港、台湾、韓国からの旅行客を想定し、中国語(簡体字、繁体字)やハングルを併記。新宿、渋谷や銀座をはじめとした都内の主要ショッピングエリアにある百貨店や家電量販店などに加え、お台場のレジャー施設や幕張のアウトレットモールなどの情報を掲載した。
(ビジネス活用のコメント:訪日外国人という対象を絞り込もことで、より利用者ニーズにマッチした情報提供ができる。)

日本人の72%が経済格差感じる
読売新聞社が英BBC放送と共同実施した20か国対象の世論調査結果が読売新聞に掲載された。調査目的は自国で経済的な豊かさが公平に行き渡っているかどうかを調査するものだ。その調査結果は、日本では「公平だ」と思う人は16%にとどまり、「公平ではない」が72%に達した。「公平ではない」はフランスの84%が最高で、ロシア、トルコ各77%、ドイツ76%、フィリピン74%に続いて日本が高く、国民が「格差」を強く感じていることを浮き彫りとなった。この「公平ではない」という答えは、日本を含む17か国で多数を占めた。
また、政府が景気対策のため財政支出を大幅に増やすことへの賛否を聞くと、日本では賛成47%、反対36%だった。これは15か国で賛成が反対を上回り、政府が果たす役割への期待は高いという結果となった。調査は6月から8月にかけて、面接または電話で実施したものだ。
(ビジネス活用のコメント: かつて、総中流社会といわれた日本が、経済的な豊かさの不公平をもたらし、今や、格差社会になっている現実がある。その結果、政府に景気対策を望むに至っている。)