商売繁盛のヒントに

【7月1日更新】

●梅雨でも集客できる雨天対策のポイントは?
梅雨シーズン突入でお店への集客が厳しくなる。そのための雨天対策がある。雨天になると店頭に「雨天サービス」「雨トクサービス」「雨天割引き」などの表示を行い、雨天限定の割引き、プレゼント、ポイント特典2倍サービスなどを実施する店がある。
急に雨が降るため、実施のタイミングやお客様への告知が重要になる。店頭告知だけではなく、ツイッターでの告知やケータイメールなど、瞬時に届くメディア活用も重要になる。
(ビジネス活用のコメント:さらに、雨天サービスを実施していることを日ごろから、店頭などで告知していると、「雨天サービス」を知っているお客様を利用に結び付けることができる。総合的な対策が重要となる。)
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●何兆円規模のネット商売もあるが、売り手の大半は小口業者や個人
経済産業省が昨年10月、全国5万6199の事業者にアンケート用紙を送り、約5割の2万7558の事業者から回答を得た「消費者向け電子商取引実態調査」によると、インターネット販売などを利用した小売店やメーカーの8割は、売上高が3千万円未満だった。
1事業者当たりの従業者数は約3人で、小規模の会社や個人事業主が多くを占める産業構造が明らかになった。同省は年1回、電子商取引について、様々な業界の統計などを基に推計したデータや動向を公表しているが、実際に事業者にアンケートしたのは初めてだ。
(ビジネス活用のコメント:初めての実態調査だ。小企業が多いことは、インターネットでは、小さなベンチャー企業にも、大きなチャンスがある。そのためには、サイトがお店になるため、コンテンツ内容、運営方法などの配慮が重要となる。)

●若者向けツアー~強化 女性の視点こだわり、需要喚起を狙う
若年世代の需要低迷が影響を及ぼしてきた旅行業界が、若い女性を狙った商品やサービスを強化しつつある。その一つが「女性による女性のための旅行」で、同世代の女性スタッフが企画や仕入れを手がけている。キーワードは「女性力」だ。例えば、「おしゃれなホテル」「カロリー低めのスイーツ」「開運の御利益があるパワースポット巡り」など、女性ならではの視点にこだわった企画で需要喚起に努めている。
(ビジネス活用のコメント:不況で生活者の消費が減少している。特に収入が少ない若者の顧客獲得が重要は課題となる。生活者である女性による生活者視点での商品企画発想は、百貨店など多くのビジネスに活用できる。)

●こどもの数は1725万人、27年連続減少続ける
平成20年4月1日現在の15歳未満のこどもの数は、前年に比べ13万人少ない1725万人となった。昭和57年から27年連続の減少となり、過去最低となった。
男女別では、男性が884万人、女性が841万人で、男性が女性より43万人多く、女性100人に対する男性の数(人口性比)は105.1だ。
このままでは日本の人口減少に歯止めがなく、ますます少子化が進むことになる。
(ビジネス活用のコメント:65歳以上のシニア人口が2900万人、犬、猫は2200万頭いると言われており、どちらも伸び続けている。日本の将来を担う、子供の増加は、官民挙げて対策が必要となる。)
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●お金払ってお試し購入で需要開拓、洋酒、生ハム、化粧品、家具の販売も
不景気の影響もあり、消費者は商品の購入に際して極めて慎重になっている。そんな中で需要開拓方法として、注目されているのが有料の「お試し購入」である。化粧品、家具、生ハムなど、他業界にわたる。生活者にとって、「お試し購入」は、無料とは違い、多少の出費が出るものの、購入後に失敗するリスクを減らせるメリットがある。
(ビジネス活用のコメント:景気回復に必要なことは、高くても良い物をどう購入させるかにある。「お試し購入」は少額で購入できる機会を生活者に与えるため、企業も購買を真剣に検討しているお客にアプローチでき、広がりつつある。)

【6月1日更新】

●家庭菜園がブーム、周辺ビジネスも活況を示している
今、幅広い世代で野菜作りに取り組む人が増えている。自然を大切にするライフスタイルの表れと言える。家庭だけでなく、市民農園を借りて、野菜作りをする人も増え、まさに、家庭菜園がブームとなっている。その結果、農機や殺虫剤の売り上げが伸びている。土や緑に触れる楽しみは言うまでもなく、安全で安心な食品を求める動きも出ている。関連メーカーも需要開拓に、講習会の開催など新たなファン層の取り込みに力を入れ始めている。
(ビジネス活用のコメント:家庭菜園はまさに時代の流れを受け、ますます拡大するだろう。こうしたブームが起きると周辺ビジネスも拡大する。この周辺ビジネスこそ、目のつけどころと言える。)
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●成長するペット市場、食生活にも気を配る
少子化で子供が減少する一方で、ペットを飼う人が増え、犬猫などのペットは2,200万頭もいる。当然、ペット関連市場が堅調に推移している。ペットを家族の一員ととらえる飼い主が増え、他の家計支出を抑えてでも、ペットにお金をかけているからだ。そのため、不況の中でも、ペットフード市場は成長し続けている。最近は、猫の飼育頭数の増加で、キャットフードは伸び大きい。さらに、肥満傾向のペットが増え、ダイエット機能のあるペットフードが好調という。
(ビジネス活用のコメント:飽和社会で物が売れないが、生活者の心を癒す産業は着実に伸びている。少子化が止まらないのに、ペットが伸びるとは皮肉な話だ。心の孤独感をペットでカバーする人が増えているからだ。ペットの関連ビジネスはまだまだ拡大する。)

●一人暮らし老人増加、特に男性の一人暮らしが急増する
2010年版高齢社会白書によると、09年10月1日現在の高齢者人口が過去最高の2,901万人で総人口に占める割合も22.7%となった。65歳以上の高齢者人口に占める一人暮らしの割合が、女性では10年の19.4%から30年に20.9%と微増するのに対し、男性は11.0%から17.8%まで急増するとの推計値を示した。
「男性の一人暮らしは社会から孤立している者が多い」とも指摘。60歳以上(男女)の調査結果では、一人暮らしで「困ったときに頼れる人がいない」は女性の9.3%に対し男性は24.4%。「普段、近所の人との付き合いがほとんどない人」は女性が8.3%だが、男性は21.6%に上った。
(ビジネス活用のコメント:高齢化社会の課題の一つに一人暮らしがある。中でも、男性のひとり暮らしは、孤立化する可能性が高いと指摘された。孤立化をさせないための工夫が求められている。このままでは、認知症の増加、無縁死の増加に繋がる。ビジネスでの対応や公共対策など社会的な対応が求められる。)
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●サラリーマン川柳発表、第1位「仕分け人 妻に比べりゃまだ甘い」
第一生命保険が発表したサラリーマン川柳コンクールの人気投票で、政府の事業仕分け人より厳しい妻の態度を詠んだ『仕分け人 妻に比べりゃ まだ甘い』(北の揺人)が第1位で、最多となった。無駄遣いに対する厳しい視線は、家庭内の方が強烈と皮肉ったものだ。ちなみに、第2位は『「先を読め!」 言った先輩 リストラに』(山悦)、第3位は『ただいまは 犬に言うなよ オレに言え(さらば地球)』となった。
(ビジネス活用のコメント:まさに、川柳から時代が読み取れる。今、話題のことが取り上げられているからだ。川柳は脳の活性化にもつながるので、読者のみなさんも、応募されては、いかが?)

【5月1日更新】

●今年の新入社員はETC型でコミュニケーションづくりが苦手
日本生産性本部は今年の新人は「ETC型」と発表。 厳しい就職活動をくぐり抜けてきた新入社員は、携帯電話などのIT技術に長け、情報交換にも積極的だ。物事を効率良く進めるスマートさがあるが、効率性を重視するあまり人とのコミュニケーションが不足する場面もある。性急に関係を築こうとしても直前まで心を開かないので、上司や先輩は慎重さが必要になる。
(ビジネス活用のコメント:新人に求められるコミュニケーション能力は「聞く力」と「答える力」だ。コミュニケーションできないのは「情報」や、自己PRする素材が少ないことなどが原因だ。新人教育には、ここがポイントとなる。 )
 
●節約疲れで少し高めで上質な物が人気
安売り・値引き競争が激化する一方で、「節約疲れ」でワンランク上の商品の人気が出ている。電通総研の「消費気分調査」によると、この1年で「ちょっと贅沢なおカネの使い方をしたことがあるか」という質問に「たまにある」が46%、「ときどきある」が34%、「よくある」も9%と、「ある」がほぼ9割を占め、ちょっと贅沢が広がりつつある。
パスタソース、アイスクリーム、醤油、ハンバーガーなどは、通常品より2~4割高めの商品の売れ行きがいい。高級品というより上級品への需要が増えつつある。
(ビジネス活用のコメント:コンビニでも高めの商品が売れつつあるという。「わけあり力」などを使うことでビジネスの回復が期待できる。)

●続きはツイッターで新手法CMが登場
テレビCMとWebを連動させる手法に変化が出始めた。これまでは、Webに誘導して詳しい情報を見てもらうため、コマーシャルの終わりに「続きはWebで」とコメントが入り、誘導されていた。これに「続きはツイッターで」という新しいCMだ。
(ビジネス活用のコメント:いよいよツイッターがCMに活用されるようになったが、まだ利用率が低く利用者が限定される面もあるが、企業活用での実績も出始めている。今後、期待される広告手法だ。)

●もっと気軽にお寺へ。エクササイズや高齢者支援
「よろず人生相談」の窓口であった寺院が、今、健康作りや高齢者支援の場としての活用が期待されている。若者を中心に宗教離れが進み、お寺の檀家が減少する中、お寺としても、地域に溶け込む必要性が高まっている。そんな中、東京都の「長善寺」で「健康寺子屋」が開催され話題になるなど、今後、お寺の活用が期待される。
(ビジネス活用のコメント:お寺は各地にある。「友引き」には、葬儀がされないことが多く、地域活性化に活用でき、お寺に親しんでいただく機会にもなる。)
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●企業評価に新指標。4つの観点から総合的に判断するNICES統合ランキング始動
日本経済新聞社は日経リサーチ、日本経済新聞デジタルメディアと共同で新しい企業評価システム「NICES」を開発した。「投資家」「消費者・取引先」「従業員」「社会」の企業を取り巻く4つのステークホルダーにとっての「優れた会社」をバランス良く、総合評価。1位:キリンホールディングス、2位:ホンダ、キヤノンなどが上位になった。
(ビジネス活用のコメント:企業評価の新しい基準として4つの指標を使うところに意義がある。4つ目の「社会」は、今後、重要性がさらに高まる。新しい指標として期待したい。)

【4月1日更新】

●ギャルのマインドと行動力に着目し、新規開拓を狙う
生活者が主役の時代になり、広告代理店は生き残り策の一つとして、特定ターゲットの動きに注目し、マーケティング活動を展開している。そんな中、電通は「ギャル」たちを研究することで、クライアント企業に新しい課題提案をし、ギャル発のムーブメントを生み出していく社内組織「DENTSU GAL LABO」を発足した。ギャルを様々な角度から分析し、幅広い企業に、事業開発、商品開発、マーケティング、広告コミュニケーション、プロモーションの提案を行う。
(ビジネス活用のコメント:若者の消費、特にギャルの嗜好を狙う研究は、日本を元気にすることに繋がる。生活者からの発想は、新規顧客獲得に重要な役割を果たす。)

●薬を売らない新コンセプト「新店舗美容」で、若い女性を取り込む
医薬品販売の規制緩和で、ドラッグストア業界も変化してきている。そんな中、マツモトキヨシホールディングスは「内外美容」をテーマにした新業態をオープンした。
「コレットマーレ」地下1階のファッションフロアに新店舗を「H&B Place(エイチ アンド ビー プレイス)」をオープン。薬を売らず、化粧品、サプリメント、健康食品、キッチン用品、輸入雑貨など揃えた。新しい試みとして期待される。
(ビジネス活用のコメント:「内外美容」と言うテーマは、生活者視点に基づくもので、新しい発想のお店として、期待される。)
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●外食産業がネット通販に活路を求め、 レストランの味を家庭に届ける
不景気の影響で内食が進み、売上が厳しい外食産業では、内食を狙いネット通販に注力し始めている。通販サイトを使っての冷凍食材販売や、宅配専門サイトを使って、料理のデリバリーを始めるなどの動きが出てきた。すかいらーくはネットで冷凍食品を販売する「すかいらーく通販ストア」を開始。「スカイラークからおうちごはんの新定番!」として、「おいしい、安全・安心、ヘルシー、べんり」をモットーに展開する。
高齢者や単身者の需要を見込み、320キロカロリー以下に抑えたおかずセットや、老化防止食品を使用したものも売られている。
(ビジネス活用のコメント:店舗販売での売上低下をインターネット販売で補完する方法はこれからも増加する。店舗とWebの一体化ビジネスとて期待が高い。重要なことは、Webのメリットを生かした商品提案をすることである。)
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http://www.i-skylark.com/tsuuhan/

●エビバーガーを一新。お連れ様分が無料になるユニークなエビとも割も実施
ロッテリアは「エビバーガー」を大幅にバージョンアップし、主役となる「エビ」を従来より身が締まった大ぶりの「ブラックタイガー」に変更し、よりプリプリとした食感が楽しめるエビパティに仕上げた。価格は据え置きの290円。セットは620円。発売から4日間「エビとも割」を実施した。お連れ様分(5人まで)が無料となる。5人なら1個あたり何と58円となるユニークな販促作戦だ。
(ビジネス活用のコメント:ボリュームあるハンバーグは美味しさとボリュームがカギになる。お連れ様分が無料となる「エビとも割」は仲間での集客を狙ったユニークな集客作戦だ。)
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http://www.lotteria.jp/topics/2010/topics03040000.html

●「限定メニュー」が商売繁盛の秘訣!
不況の中でも、好調な売り上げをみせる外食産業には「限定メニュー」といわれる共通点がある。「地域限定」「店舗限定」「期間限定」など限定の範囲は違うものの、「限定品」が生活者の好奇心をくすぐり、話題を集め、リピーターを増やし、売り上げ増に繋げている。例えば、期間限定のマックのテキサスバーガーは420円にも関わらず大ヒット。中華チェーン「餃子の王将」は、店舗ごとの独自メニューの存在が売上拡大に寄与している。
(ビジネス活用のコメント:「限定」という言葉が、「ここにしかない」「他とは違う」「今がチャンス」というプラスイメージに繋がることがヒットの理由。でも、味や商品に自信がないと空振りになる。)
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●安全接客マナーなどタクシーを3段階評価で格付け
国土交通省で、利用者によるタクシーの選択性の向上のあり方を検討していた委員会が報告書をまとめ、格付け制度の導入を提言した。国交省は、早ければ2011年度から人口150万人以上の都市で試行し、順次、拡大していく方針だ。
格付けは、法人タクシーを対象に、安全実績や接客マナーなどに基づき、「AA」「A」「評価なし」の3段階で評価するというもの。
(ビジネス活用のコメント:ミシュランがホテルやレストランのランク付けを行い話題を提供している。信用ある機関が評価するランクがあると生活者は安心して利用できる。)

●消費を高齢者が支えている。09年では60歳以上が唯一のプラス
総務省が発表した2009年の家計調査報告(速報)によると、総世帯(単身含む)の1カ月あたり平均消費支出は前年比2.9%減の25万3720円になった。物価の変動を除いた実質では1.4%の減少。勤労者世帯では各世代の消費が落ち込む中、60歳代以上は実質で1.2%増と唯一のプラスとなり、高齢者が個人消費を支えていることが分かった。
(ビジネス活用のコメント:景気が低迷する中、比較的元気なのが年金生活者のシニアだ。不況でのリストラや、賃金カットがないことが影響している。ビジネス対象として期待できる。)

●あなたの誕生日が1冊の本にMy Birthday Book販売100万冊突破
1年366日の一日一日が1冊の本にまとめられた「My Birthday Book」(デアゴスティーニ・ジャパンから発売)が、販売100万冊を突破した。同書は、2009年12月4日から全国書店や、同社HPで366冊一挙に同時発売されたもので、わずか2か月で達成した。カラフルな色合いのかわいいパッケージになっており、家族、友達、恋人などへのプレゼントとして好評という。定価は各冊630円。
(ビジネス活用のコメント:誕生日で内容が違うことで、「自分だけの本」という感じを与えることがヒットの理由。630円という、手ごろな価格もよい。)

●平日の消費が増える。企業のきめ細かい販促で商機を増やす
家計調査の結果、2009年12月の1日当たり消費支出額(2人以上の世帯の平均)は、8191円と06年12月に比べて172円減ったが、平日(月曜~金曜)の平均は8256円と371円増え、土・日曜(8005円)を逆転した。旅行での宿泊は割高な土曜を避けたり、ネットショッピングは残業のない水曜という傾向も出ているという。CMや販促施策など、企業のきめ細かい販促策による効果も出ている。
(ビジネス活用のコメント:需要の比較的少ない生活者の平日の消費を増やすことで、売上拡大を図る方法はビジネスに役立つ。生活者の曜日別生活行動をうまく活用することが決め手に繋がる。)

●不況でお手軽レジャーがヒット!
不況で商売が厳しい業界が増えている中、不況で元気なビジネスもある。それが、お手軽レジャーで、映画やバスツアーが人気だ。
この正月、映画館が活況を呈した。「アバター」が世界第1位となる記録的なヒットとなった。また、クリスマスイルミネーション巡り、0泊2食付き温泉旅行、グルメツアー、身近な文化や歴史を学ぶバスツアーなども人気だ。
(ビジネス活用のコメント:価格が手ごろで、身近なスポット企画が成功の秘訣となっている。商売繁盛のヒントがある。)
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●不景気で節約志向「食べ残し持ち帰り」(ドギーバッグ)が主婦に人気 
主婦の間で、飲食店の食べ残しの持ち帰り、ドギーバックが広がっている。持ち帰りに便利な折りたたみ式の容器も登場。持ち帰りOKのレストランが増えたことも影響している。
ある調査によると、飲食店で食べ切れなかった分を持ち帰ったことが「ある」人は女性では半数以上になった。食べ残しを持ち帰れば、店は廃棄コストが減るメリットもある。千葉県は、食べ残しの持ち帰りを進めるプロジェクト「ちば食べエコ」を推進。長野県、福井県などでも持ち帰りの普及を進めている。
(ビジネス活用のコメント:ものを大切にするエコ思想と不況でなるべくお金をかけたくない生活がドギーバックを普及に影響を与えている。)
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●テレビや映画など、3Dが人気!景気回復の牽引役として期待
立体的な映像と臨場感がある3D対応テレビを家電メーカーが今春から相次いで発売する。また、立体映像を楽しむ3D映画を観賞できる劇場も増え、世界的なヒットの大作3D映画「アバター」の上映映画館も急増している。
さらに、CS放送のスカパーJSATは立体的3D映像が見られる3D放送に乗り出す。日本の電機大手が国内で3D対応のテレビを発売するのに合わせ、今夏めどに放送を始め、専門チャンネルの開設を目指すという。
(ビジネス活用のコメント:技術革新によるこれまでにない新しいジャンルの商品開発は、消費の期待も大きい。景気回復の牽引になる可能性もある。)

●インターネット広告に「地域ターゲティング」が登場
ネット広告が急増しているが、全国一律、世界一律で同じ内容が表示される問題を解決する「地域ターゲティング機能」が、ネット広告の売上げをさらに増やす可能性が大きい。
広告主は広告の効率を求めるため、エリアを限定した広告を出したい。「地域ターゲティング機能」は、利用者がウェブサイトにアクセスすると、利用者のIPアドレスとアクセスポイントを対照した判別表から、自動的に都道府県を判別し、利用者の場所に応じたコンテンツを表示する仕組みである。
(ビジネス活用のコメント:インターネット広告の欠点を解決する手法として注目される。地域広告とも、インターネット広告が競合する時代になった。)

●出版不況の中で、元気な宝島スウィート100万部超発行??
不況で多くの女性誌販売部数が減少しているが、宝島社「スウィート(sweet)」最新号は100万部超を発行したという。コンセプトは「28歳、一生『女の子』宣言!」で、「何歳になっても女の子でいよう」「自分の好きな格好をして生きていこう」というメッセージが込められている「スウィート」は「カワイイものが好き!」という女の子に人気。ブランド付録などで話題を提供。10周年を迎えた今も方向性を変えず、一貫した誌面づくりが成功の理由という。
(ビジネス活用のコメント:厳しい雑誌業界の中で、元気なスウィートの戦略は、他業界での生き残りに大いに参考になる。)

花粉症には朗報!今春の花粉少なめと予測
「ウェザーニューズ」は、今春のスギ花粉の飛散予想を発表。昨年、全国的に日照不足だった影響で、2005年以降では最も少ない飛散量になるとみている。
予想によると、飛散の開始は西日本は2月上旬、関東周辺は2月中旬、東北が3月上旬だという。飛散量は関東や東北南部は前年の1割程度、北陸や甲信北部で2割程度、東北北部は5割程度と少ない。北海道は前年より1.4倍程度に多い見込み。
(ビジネス活用のコメント:花粉症で悩まされる人にとっては朗報。外出の機会も増える。この情報、春先のセールに活用できる。)

脳科学を活用した商品が続々登場
脳科学を活用する書籍や番組が増えているが、商品企画も登場している。
バンダイは日立製作所と共同開発した乳児用の玩具「BabyLabo(ベビラボ)」を発売する。脳科学に基づき、赤ちゃんが目や耳で認識できる物や音を調べて商品に生かしたという。一方、三菱ガス化学は脳細胞の老化を防ぐ効果があるとされる機能性食材「ピロロキノリンキノン(PQQ)」を商品化する。
(ビジネス活用のコメント:脳の活性化は企画発想を高めるだけでなく、ビジネスでの活用範囲が広い。)

ABCマートやファミマが早朝割引。朝を需要開拓に活用する
最近、早朝を利用した販促施策が増えている。
靴小売りの大手ABCマートは、昨年11月にオープン記念として、東京などで早朝割引を実施。午前7時に開店し、ブランド物の値引き販売を行った。また、8時と9時にもタイムセールも実施した。一方、ファミリーマートも朝5時から9時の時間帯限定で、人気のサンドイッチの朝割実施した。
(ビジネス活用のコメント:朝の活用については第5回でもふれたが、客の少ない早朝を活用した需要開拓には、まだまだビジネスチャンスがある。)

通販09年市場は過去最高の5兆6547億円。カタログからネットへと移行している
富士経済が発表した通信販売ビジネスの調査結果によると、2009年の国内市場は、前年比5.9%増の5兆6547億円と過去最高を更新する見通しだ。「巣ごもり消費」が広まり、インターネットを利用した通販が好調なためだ。
通販市場で、全体の85%以上を占める物販は前年比6.2%増の4兆8907億円、このうち、パソコン経由のインターネット通販が同11%増の2兆4802億円で過半数を占める。
https://www.fuji-keizai.co.jp/market/09109.html
(ビジネス活用のコメント:発表されるデータによって差はあるが、通販の総市場は間違いなく成長を続けている。この調査からは物販通販の内訳の把握ができる。)

メルアド知っていれば荷物送れる宅配便が登場
ソフトバンク・フレームワークスは、受取人の住所を知らなくてもメールアドレスだけで荷物を送ることができる「メルアド宅配便?」を開始した。
このサービスは、メル友、SNS、ブログ、オークションなどのネットコミュニティーユーザー間の「モノ」のやり取りのニーズに着目し、相互の氏名、住所、電話番号といった個人情報を保護したまま荷物が送れる宅配サービスだ。料金は5kg以下の荷物は全国一律990円。支払いはクレジットカードでの決済となる。
http://www.mailaddbin.com/
(ビジネス活用のコメント:メールの普及で住所を知らない場合も多いのでメルアド活用での宅配は嬉しい。すでに年賀状などで活用されており、今後さらに普及するだろう。)

「B級グルメ」に観光客が殺到 「横手やきそば」「八戸せんべい汁」などに人気
「横手やきそば」が、安くておいしい「B級グルメ」のグランプリ大会で1位を獲得した。今や全国に認知され、休日になると観光客がたくさん集まる。2位の「八戸せんべい汁」も知名度を一気に高めた。?全国のB級グルメが集う大会「第4回B-1グランプリ in YOKOTE」は2009年9月に秋田県横手市で開催され、2日間で26万7000人が来場したという。
(ビジネス活用のコメント: B級グルメがこれだけ注目されるということは、あまり注目されなかったが、売り物になる商材が他にもあることを意味している。商材発掘のチャンスである。)

外車、高級車のレンタカー利用が好調
不景気で高額品の消費が伸び悩むなか、外車や高級車のレンタカーが好調という。レンタル料は国産コンパクトカーの数倍もするが、マイカーを手放し「必要な時だけ」使用する人や「買えないけれど乗ってみたい」という人に人気がある。
(ビジネス活用のコメント:所有から利用という生活者ニーズにマッチしてレンタル需要が伸びている。これまで、あまり考えられなかった商品にも、レンタルチャンスがある。)

「アラサー向け新ブランド」立ち上げ
より生活者ニーズに合った商品開発が行われているが、三洋電機は「アラサー」と呼ばれる30歳前後の単身者向けに家電製品の新ブランド「イッツプラス」を立ち上げた。「イッツプラス」は冷蔵庫、炊飯器、オーブンレンジ、加湿器、掃除機、電動自転車など6商品で、景気低迷で外食を手控え、週末にご飯をまとめて炊くなどの需要に、高機能で大きなサイズの家電を揃えた。
(ビジネス活用のコメント:晩婚化が進み、単身者が多い「アラサー」向け商品市場は有望である。対象を特化する戦略は、生活者ニーズにマッチしている。)

人とペットが入れる墓地が急増
人とペットが一緒に入れる墓地が増加している。少子化とは裏腹に、ペットを飼う家庭が激増しているからだ。死んだペットのイヌやネコなどが先に入るケースが多く、その際、火葬した遺骨を入れた骨壷を墓に収めるというもの。例えば、「広さ1.5平方メートルタイプの値段は永代使用料、墓石工事代など含めて約200万円もするという。
(ビジネス活用のコメント:日本の子供人口は1714万人で減少傾向にあるが、ペット数は犬が約1300万頭、猫は1200万頭、合計は約2500万頭で、さらに増加している。ペット向けビジネスはさらに活性化するため、大きなビジネスチャンスがある。)
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政府は来年3月末までに約10万人の雇用の創出などの緊急対策をまとめた。
介護施設で働きながら無料で資格を取得できる制度の導入や、職探しや生活支援の窓口を一本化するワンストップ・サービスの実施などが柱。一方、国交相は「海洋立国」「観光」「航空産業」「建設・運輸産業の国際化」の4分野を今後の成長戦略として検討している。

(ビジネス活用のコメント:長引く不況で、失業する人も増えている中、10万人の雇用創出や成長戦略はビジネス拡大や雇用創出につながるため、不況対策に期待したい。 )

8月は291万人。介護・福祉の就業者が過去最多に。
雇用の受け皿の可能性が高い介護・福祉分野で働く人が増加している。8月の就業者数は291万人と過去最多になった。少子高齢化を背景に、介護現場は人手不足が続いており、職を失った人たちが流入。介護の有効求人倍率も1.33倍と高く、厚生労働省は雇用対策として、介護職員の処遇を改善するなど、受け皿体制を強化する。
(ビジネス活用のコメント: ますます高齢化が進み、要介護人口も増加するため、介護・福祉就業者ニーズが高まる。処遇改善ができれば、不況対策としても有効になる。)
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口コミ広告効果的に、企業向けブロガー紹介サービス続々登場。
「カリスマブロガー」の情報発信力を広告に活用したい企業と結びつける新サービスが相次いで登場している。ネットPRのニューズ・ツー・ユーは、企業のニュースリリースをブロガーに配信するサービスを開始、サイバー・バズも、専門分野を持つブロガーを企業に紹介するサービス「専門家ブロガー」を始めた。
(ビジネス活用のコメント:総務省調べで1月のブログ開設者は2695万人。情報発信手段として存在感が高い。健全な形で活用されれば、新しいPR手段として定着する。)

話題のツイッターに類似の「つぶやきサービス」、新たなコミュニケーション手段になるか?
「つぶやき」を気軽に投稿するミニブログサービス「ツイッター」がブームになっている。追随して、似たような「つぶやきサービス」が続々登場し話題になっている。女子高生版ツイッター、企業内コミュニケーションツールを目指すサービス、投資情報への活用なども登場など新しいコミュニケーション手段として注目を集めている。
(ビジネス活用のコメント:早い伝達はPR効果、情報伝達効果として期待できる。また、早い反応が取れることは生活者ニーズに把握にも効果がある。活用範囲の幅が広い。)

客単価低下をカバーするセットメニューを強化して巻き返しへ。
不況でお客様の購入単価が低下し、売上が減少する中、牛丼チェーンは丼物にサラダや汁物などを組み合わせたセットメニューの充実で客単価アップを図る。セット価格はそれぞれを単品で注文するよりも割安だが、牛丼単品よりは代金が高くなり、客1人当たりの単価を引き上げる効果が期待できる。
(ビジネス活用のコメント:セット発想は、飲食だけでなく、他の業界でも活用が可能になる。セットできるメリットがどれだけ訴求できるかが課題となる。)
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シニア世代の贈り物調査を株式会社ジー・エフが実施した。その結果、「あなたは敬老の日にお祝いをされる側ですか?それともお祝いする側ですか?」との質問に50代では「お祝いされる側」が8.6%、60代では39.3%。当然ことだが、年代が高くなるにつれ「お祝いされる側」の割合が多くなっている。
ただし、60代でも「お祝いされる側」(39.3%)が4割未満であり、60歳を過ぎてもまだまだ「お祝いする側」という方が多く見受けられた。しかし70代になると「お祝いされる側」(90.4%)が9割を超えることから、「お祝いされる側・する側」の境目は60代~70代程度ということになる。
(ビジネス活用のコメント:シニア向けギフト市場のターゲット設定に参考になる。特に、60代シニアは、お祝いする側、される側にあり、重要なターゲットになる。)

安心感を植え付け、需要開拓する「保証制度」活用が増える
夏限定で最高気温が高いほど、宿泊料金を割引したホテルがある。最高気温が高ければ高いほど宿泊料金が安くなるわけだ。また、「富士山が見えなければ宿泊費半額の振興券もらえる」というユニークな企画もある。さらに、絶妙ハンバークは、食べておいしくなければ、料金を返金する「おいしさ保証」で、返金に対するための条件はあるものの、大変話題となった。こうした保証制度は、消費者に安心感を与え、需要開拓ができるため、活用する企業が増えている。
(ビジネス活用のコメント:不安社会で、保証することは安心感・信頼感につながる。絶妙ハンバークの「おいしさ保証」の返品率は0.2%と低く、保証費用も少なく、信頼感や安心感が売上に貢献している。 )

JTBが訪日外国人向けの販促用フリーペーパーを創刊
株式会社ジェイティービーは、アジアを中心とした訪日外国人観光客をターゲットとする、ショッピングやレジャー施設向け販促用フリーペーパー「東京ショッピングガイド」を9月に発行した。無料の同誌を現地の旅行社でも配布することで当該施設のPRを促進し、訪日需要を喚起するのが狙いだ。
訪日外国人の約7割を占める中国、香港、台湾、韓国からの旅行客を想定し、中国語(簡体字、繁体字)やハングルを併記。新宿、渋谷や銀座をはじめとした都内の主要ショッピングエリアにある百貨店や家電量販店などに加え、お台場のレジャー施設や幕張のアウトレットモールなどの情報を掲載した。
(ビジネス活用のコメント:訪日外国人という対象を絞り込もことで、より利用者ニーズにマッチした情報提供ができる。)

日本人の72%が経済格差感じる
読売新聞社が英BBC放送と共同実施した20か国対象の世論調査結果が読売新聞に掲載された。調査目的は自国で経済的な豊かさが公平に行き渡っているかどうかを調査するものだ。その調査結果は、日本では「公平だ」と思う人は16%にとどまり、「公平ではない」が72%に達した。「公平ではない」はフランスの84%が最高で、ロシア、トルコ各77%、ドイツ76%、フィリピン74%に続いて日本が高く、国民が「格差」を強く感じていることを浮き彫りとなった。この「公平ではない」という答えは、日本を含む17か国で多数を占めた。
また、政府が景気対策のため財政支出を大幅に増やすことへの賛否を聞くと、日本では賛成47%、反対36%だった。これは15か国で賛成が反対を上回り、政府が果たす役割への期待は高いという結果となった。調査は6月から8月にかけて、面接または電話で実施したものだ。
(ビジネス活用のコメント: かつて、総中流社会といわれた日本が、経済的な豊かさの不公平をもたらし、今や、格差社会になっている現実がある。その結果、政府に景気対策を望むに至っている。)